発達障害の僕が仕事を12回も転職成功した話【派遣で転職&収入UP】

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発達障害者が正社員に転職する方法【不満なき就職にはサポート必須】

 

 

発達障害の方が就職するには、求人サイト選びが重要です。

 

ここを読んでいるということは、ハローワークや求人サイトを見てピンと来る仕事が無かったからでしょう。もしくは、また同じようにハローワークに向かう方もいるはず。

 

しかし、仕事が見つからないと思っているのに、いつまでも同じことをしていては意味がありません。なぜなら、そもそも発達障害者に向いた求人案件は偏りがあるからです

 

そこで活用すべきは、偏りが少なく安定した条件を手にできるアットジーピーの活用です。アットジーピーの特徴は大きく分けて3つ。

 

  • 障害者向けの求人数は、業界ナンバー1(選べる仕事が多く偏りがない)
  • 専門アドバイザーとの相談から、特性に合わせた業種を提案してもらえる
  • 利用ユーザーの75%は年収250万円以上と障害者枠では高い給料

 

これらが、他の障害者求人と比べて差があることを象徴しています。実際に、今まで使ってこられた障害者向けの求人サービスは、上記のポイントを満たしていないはず。

 

僕の通っている発達障害の自助グループのメンバーさんたちも、数人が利用して評判がいいので紹介させて頂いています

 

このように条件のいいところで、特性を理解されながら働きたい方ほど利用されてみるといいですよ。

 

 

「発達障害があると正社員になれない」という誤解

 

 

「発達障害者は正社員になれない」

 

発達障害がネックになり、非正規で働く人が僕の周りにはたくさんいる。ここを読んでいる方にも、低賃金の非正規社員として頑張っている人はいるだろう。

 

僕自身も発達障害の影響から、12回も転職を経験している。辞めては就職を繰り返したので、気持ちがよく分かる。発達障害の特性上、外見は健常者なので苦労は絶えない。そのため

 

  • 能力的に正社員になれず非正規雇用のまま
  • 仕方なく障害者枠で働いており、収入的には苦しい

 

こういった人たちの声が、僕の通う発達障害の自助グループでも頻繁に上がっている。

 

だけど心配しないで欲しい。今からでも正社員に転職できる。

 

なぜなら、発達障害者が正社員になれない理由には共通のパターンがあるから。問題は、就職支援やサポートを受けず、一人で就職活動していること

 

これについて、発達障害者に向いた就活対策や、注意すべき点を知れば、正社員としての採用率も上げられるはず。

 

そのために必要な、障害者支援のサポートを受ける必要性も交えて解説していく。12回も転職して気づいた、僕の「発達障害者向けの転職ノウハウ」を公開する。

 

発達障害者が「受けたつもり」になってしまう就職サポートの問題と注意点

 

 

「就職サポートを受けている発達障害者が少ない」というと反論される。「いや、オレは福祉機関を頼っているぞ」と。

 

だが違う。僕の通う発達障害の自助グループでも言われるが、僕の言いたい就職サポートは結果に繋がっていくサポートだ

 

誤解を恐れずに言うと、「支援の質が低いまま非正規(低賃金)で働かされ続けて文句はないのか?」ということだ。

 

これが、みんな就職支援を「受けたつもり」になっていると訴えたい肝になる。各個人が満足のいくサポートを受けられているか、振り返るための注意点を挙げる。

 

正社員で働けているか

 

就職支援を受けて企業に入っても、正社員で働けない発達障害者は多い。例えば求人を斡旋してもらい、応募して採用されるところまでは誰でも進める。

 

ただし、そこから正社員として安定した雇用を受けられているかというと話は別。

 

障害者枠で働く権利を得るも、非正規扱いでフリーターと変わらない生活にハマってしまうケースだ。言っておくが、僕たち発達障害者にも生活がある。

 

「働く場所があるだけで、雇用形態は気にしません。給料も低賃金で文句はないです」という働き方は、支援してくれる人に失礼だが不本意だ

 

そのため、僕も正社員になるために転職を繰り返してきた。障害年金も生活保護も受けられない以上は、正社員として安定したポジションに進めて初めて支援が成立すると考えている

 

「非正規だけど就職できた」と満足している人はいいが、発達障害者はできることもたくさんある。正社員になるためのサポートを受けないと、「支援を受けたつもり問題」は解決しない。

 

満足できる給料で雇われているか

 

また発達障害者は、満足のいく給料で雇われていないケースも目立つ。特性上、できる仕事とできない仕事があるため、給料が低く見積もられやすい。

 

特に、非正規雇用から全く昇格が無いなど、最低賃金で契約してそのまま給料UPが見込めないという不満を抱えるケースは多い。僕も実際に直面して辛かった。

 

非正規雇用だと、給料の上がり方もいびつで、時給○○円UPくらいしか望めない。時給○十円のアップで、人間として満足感を得られるはずがない。

 

仕事を紹介され、「良い職場ですよ」と働いてみるも、こういう現状に行きつくと、何のための支援を受けてきたのか疑問視せざるを得ない。

 

その対策のためにも、しっかりと正社員で雇用され、満足できる給料をもらう必要がある。給料が上がらないと嘆く会社員も、一定の給料と安定があるから働けている。

 

非正規で、ほとんど給料が上がらない状態に押し込まれている人ほど、本物の障害者向け就職支援とサポートを受ける必要がある

 

発達障害者が正社員で働くことに対して考えている誤解

 

 

発達障害者ということで、「正社員になるなんて・・」と少し引いている人もいるはず。実際、僕も最初は非正規から働いているし、正社員に対して不安や偏見があった。

 

何かと、発達障害者から見て正社員で雇用される事は負担に見えてしまう点だ

 

まずはこの正社員に対して抱える、誤解や偏見について解説してみたい。発達障害者から正社員になるために必要な考え方として参考にして欲しい。

 

【誤解ポイント】発達障害者に正社員の仕事は務まらない

 

発達障害があると、正社員の仕事は務まらないと思ってしまう。これはごもっともだ。得意なこと不得意なことを関係なくこなさないと、正社員としては難しいと判断される傾向はある。

 

しかし、発達障害へのサポートを受けていないから起こる問題とも言える。障害者枠で働ける正社員という特別ルールを理解した方が良い

 

できる仕事、できない仕事を分けた上で考え、企業側に配慮と理解をしてもらえば、正社員でもやっていける。

 

ただ就職支援が中途半端だと、働く前段階で必要なサポートがないまま挫折する。正社員として、これから働く道を模索してくれるサポートさえあれば問題は解決する。

 

現に、障害者専門のサポートなら、正社員として働ける道を用意してくれている。

 

今受けている支援の内容が悪いだけで、勝手に正社員は務まらないと思っていないか考えてみるべき。

 

【誤解ポイント】障害者枠には正社員で安定して働ける求人がない

 

発達障害者は、正社員で働くにしても障害者枠を活用した方が良いと書いた。これは職場の理解を得やすく、フォローして欲しい要求を伝えやすくなることが理由にある。

 

ただ、この話をすると「障害者枠は正社員募集がない」という人もいる。確かに求人サービスによっては少ない物もある。なぜなら障害者枠には、非正規前提な求人の取り扱いをしているところが大半だから。

 

これについては、誤解している点を埋めねばいけない。正確に言い換えると、「非正規雇用でしか働けない障害者求人の多い場所」を利用しているだけ

 

しっかりとしたサポートを受けてみると、正社員ありきの話が多い場所で仕事が探せる。正社員の求人がないという発達障害者には、「ちゃんと何か所も求人をチェックした?」と僕は問うようにしている。

 

就職支援をする人たちにも「レベル」があるから仕方がない。正社員の求人を多く知っているグループと、非公開求人を多く知っているグループのどちらを頼りたいかというシンプルな話

 

答えは明らかで、出来る限り正社員の多いところを利用したいのは言うまでもないはず。今頼っている求職支援に、非正規雇用が多いなら別のところを利用した方がいい。

 

仕事に不満のある発達障害者は、ひとりで就職活動をしている

 

 

仕事に不満のある障害者の特徴は「ひとりで就職活動をしている」という点。

 

適切なサポート支援を受けていたようで、実はそこまでサポートと言える内容ではなかったというケースはよくある。

 

実際に多いのは、求人だけ教えてもらい、他の作業は自分でやるケース。求人を教えてもらうことだけが就職サポートではないし、支援とは呼べない理由を述べる。

 

一人就活は履歴書や職務経歴書を対策できない

 

まず、履歴書や職務経歴書を一人で作ってはいけない。僕のように、何度も転職活動をしてノウハウを身につけていく方法で学ぶ手もあるが・・。

 

何度も受けては落とされ、書き換えて正解に持ってやり方は非効率。

 

履歴書や職務経歴書は、発達障害者に取っては特性の理解に努めてもらうための重要な書類。書き方によって誤解を受け、「なんか心配な人材」と書類で弾かれる心配もある

 

一人では、正しい書き方を学ぶ機会が少ない。僕も書き方は、自身の経験と就職アドバイザーに教わったことで書けるようになった。

 

この経験から、しっかり採用される書き方を教えてくれ、正社員として就職されるまで添削してくれることが、本当の就職支援サポートだと考えている

 

 

一人就活は面接対策が難しい

 

発達障害者は、就職のための面接対策で苦労する。発達障害の特性上、何が得意で何が苦手なのかをハッキリさせる必要がある。

 

面接対策が難しいとされるのは、まさにこの特性の伝え方だ。

 

よく、発達障害者は「できる仕事とできない仕事」を説明する言い方を教わる。例えば僕なら、「注意力が散漫になるので、もし集中していなければ注意して下さい」という内容だ。

 

これも難しいところで、「注意力が散漫なので危ないです」と受け止める面接官もいる。これによって、せっかく感じのよかった面接からの不採用も経験してきた。

 

その点で、専門求人アドバイザーなどのサポートを頼むと便利。なぜなら、事前に特性の説明をしてくれるので、こちらの言い分が面接の場で上手く伝わるからだ。

 

面接の場で初対面で話してはいるものの、事前にアドバイザーから「こういう特性のある人材が応募します」と予告してくれると安心感が違う

 

自分からではなく、代行してくれる人から事前に発達障害の特性を伝えてもらうのはメリットが大きいと言える。

 

一人就活は"非正規"の障害者枠に入りがち

 

また非正規雇用されてしまう理由も、一人就活が少なからず影響している。例えば、求人を見て応募して面接に行ったとする。

 

こちらは求職者として仕事をもらう身分。こうなると、就職がしたいがあまり、交渉したいことが言えないままになってしまうケースが出てしまう。

 

就職面接の場で本当は聞きたいことは山ほどあるのに、言えないまま終わっていた経験はないだろうか?

 

  • 「試用期間(非正規)から正社員にはいつなれるのか」
  • 「給料はどのように上がっていくのか」

 

こういう雇用形態や、給料条件を聞くのはハードルになる。一人就活の問題点として、圧倒的に求職者が不利になってしまうのは言うまでもない。

 

この点、求人アドバイザーのサポートがあれば、事前に交渉を代行してもらえる。正社員の目途が立たない企業は避けられるし、給料システムが不透明なところもすぐわかる

 

発達障害だからと言って、給料や労働条件を雑に扱われていると、結果的に自分の首を絞め続けると覚えておくべきだ。

 

正社員として不満のない就職には、求人アドバイザーが必須

 

以上のことから、正社員として不満を抱かずに働く道を探すべきだ。一般枠と違い、ただでさえ説明事項が増える障害者枠ならアドバイザーは必須。

 

いかに一人で抱える困難を減らし、サポートしてもらえるところを任せるかにかかっている。

 

よくある障害者相談・紹介を受けても、結果が出ていなければサポートを受けたとは言えない。正社員として働けるよう、道筋をナビゲートしてくれて初めて成立する。

 

そのためには、一人で求人探しをするのではなく、求人アドバイザーの力を頼る。相談だけでなく、具体的な行動までサポートしてくれる仲間として助けを借りるべき。

 

発達障害者が正社員を目指せる求人サイトの特徴3つ

 

 

最後に、正社員を目指せる障害者専門の求人サイトを紹介する。求人アドバイザーが在籍しており、かつ正社員までサポートをしてくれるところだ。

 

僕が就職する頃は知らなかったが、近年目立っているアットジーピーという障害者向けの求人サイト。

 

正社員をどうして目指せるのか、特徴をまとめておく。僕の通う、発達障害の自助グループでは利用者も多い。

 

障害者枠でも正社員に就職できる求人が豊富

 

まず障害者枠を前提とした求人であるにも関わらず、正社員として雇用されることを目的にした求人サイトという点が評価できる。

 

障害者枠の求人にありがちな、「採用はするけど非正規」というガッカリ感がない。データが公式サイトに掲載されているが、正社員として働く人の割合が多い。

 

正社員(正社員登用ありも含む)の雇用形態で働いている人は、全体の65%と非正規が多いと言われる障害者枠の求人サービスには異色

 

この理由は、「求人紹介をすれば終わり」という既存のサポートと違うところにある。将来に渡って、安心して障害者が生活できる支援システムを提供する責務を感じている点だ。

 

僕の通う発達障害の自助グループでの評判も良く、正社員として就職していった人もいる。(アットジーピーで就職した人の話)

 

自分にあった仕事を提案してくれる

 

アットジーピーのように、個々の特性に合わせた仕事を紹介してくれるサービスは使い勝手がいい。まず相談してみて、仕事と特性を考慮した上で紹介してもらうことも可能

 

もし仮に、発達障害の特性で正社員に不安があったとしても、企業側の配慮やサポートを踏まえてくれるので安心しやすい。

 

次のような人は気になる点も多いはず。

 

  • 自分にあった仕事がわからない
  • 求人を見たけどやりたい仕事が無い

 

こういった状態にあるなら、非公開求人も含めて提案してもらえるアドバイザーを頼りにした方が話も進む。

 

できること、できないことを明確に把握する障害者専門の求人だからこそ可能な、紹介システムを行っている。

 

一般求人枠と変わらない年収を保証

 

また「正社員として不満のない職場」の提供を第一に考えている。その証拠に、利用者の年収の75%は年収250万円以上。

 

一般的な給料としては平均を下回るが、障害者枠でこの数字は高いと言わざるを得ない。非正規枠に押し込められず、正社員として安定した雇用を生むことを目的としているアットジーピーらしさがある。

 

「障害者枠は給料が少ない」という一般的な概念は、結局のところ求人案件をどこから取ってくるかという問題が関係している

 

本気で求人運営サービス会社が取り組むなら、このように安定して高い給料をもらえると知っておくべき。

 

一般枠とさほど変わらない年収が条件として提示されるので、相談に行くだけでも価値がある。正社員になれないと嘆くなら、相談くらいはした方が有意義と言える。

 

気にしておくべき点

 

一般枠と変わらない年収を取り扱っているが、年収500万以上と言った高所得は期待できないことだけご注意を

 

あくまで、一般的に生活するために必要な年収が提供される。障害年金や生活保護を受けられなくても、生活できる金額だ。

 

まとめ 発達障害でも、正社員として安定して働ける場がある

 

 

障害者枠だから・・と諦めてしまうと、それだけで正社員の道も閉ざされてしまう。僕が就活をしていた頃は、限られた求人を見てそれが障害者枠のすべてだと信じ込んでいた

 

しかし現実は、情報を把握する事を疎かにしていただけだった。障害者枠でも正社員になる道を探し、求人アドバイザーのサポートもちゃんと受ける。

 

こういった前向きな姿勢で探していけば、障害者枠からでも正社員として一般職並みの給料がもらえることを知った。

 

  • 発達障害を理解して正社員採用をしてくれるところはない
  • 発達障害だから低賃金で働くしかない

 

こうやって諦めている人ほど、今いる職場をもう一度振り返って欲しい。諦めた結果に入社した会社じゃないだろうか?

 

今回紹介したアットジーピーは、個々の悩みや不満点を解消することに力を入れている。障害者枠として、これまで受けていたサポートとの違いを知るきっかけになれば幸いだ。

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