14社目★評判そこそこのdodaチャレンジからECサイト会社で働き始める

14社目★評判そこそこのdodaチャレンジからECサイト会社で働き始める

このブログを立ち上げた時は、コールセンターで調子よく働けていたのだけど。僕の特性上、同じ仕事を続けていると、集中力が途切れやすくなるという問題にぶち当たった

 

これまでの仕事も、最初はやる気とモチベーションで頑張るのだけど、ある時に途切れ始め集中力がなくなる。

 

結果的にコールセンター業務では、それなりに仕事となっていたのだけど、うつ状態になり辞めてしまった。せっかくブログを立ち上げて発達障害の人に勇気を与えるつもりが・・ダメダメだ。

 

「発達障害の特性の影響」というと、言い訳になりそうだし、社会的には許されないことなのだろうけど。どうしても集中できない中で、オペレーター業務の対応は難しくなっていた。

 

うつ状態から就活も半年休む

 

辞める段階でうつが酷く、結果的に半年も休んでからの再始動となった。さらに年齢的にも43歳。もはや年齢的にも再就職で詰んだかもしれないと不安に。

 

半年間、不安がずっと心残りなのに、それでも部屋の中で落ち込む日が続いた。「俺ほどダメ人間はこの世にいない」とさえ思う。

 

ただ、発達障害の自助グループには月1ペースで参加した。仕事をしては辞めるを繰り返す発達障害の人はそれなりにいて、話しているだけで自分だけが追い込まれているのではないと感じることが多かったからだ

 

そんな感じで半年を過ごして、何とかうつを脱出。再就職を目指して仕事を探すことに。ただ、なるべく興味のある業種を探そうと思った。

 

どうしても集中力が切れるのは、興味が無いことでもやろうとしていたからなので。興味さえ湧けば・・と仕事を探す日々に入る。

 

興味があった商品販売サイトの仕事

 

片っ端から転職サイトに登録していって、興味の出そうな仕事をとにかく探した。久しぶりの転職サイト利用なので、使ったことがない求人サイトも多くあった。発達障害に対応している求人サイトもだいぶ増えたなと。

 

僕もブログで紹介しているところに登録したり、さらにいい仕事に出会う確率を上げるために、相談などにも行った。求人を見せてもらい気になる仕事を5社ほどピックアップして、コンサルタントの方に発達障害の特性を伝える

 

それで面接を受けさせてもらえるところに絞って、何とか頑張ってみようと思った。その中で上手く行けたのが、ECサイト作成だ。dodaチャレンジにあったECサイトが、偶然目に止まる。

 

さすがにエンジニアみたいな、プログラミングはできないのだけど。商品情報のライティングをしたり、データ入力的にサイト作りをすることは、このブログをやっている感じでできそうと感じた。

 

何より、僕はお金がないのでネットウィンドウショッピングが好きだ。何となく商品情報を見て、何となく買った気になるのが好きという。貧困な生活なので、そういう楽しみもある。買わないアマゾンのヘビーユーザーとでも言えばいいだろうかw

 

数年ぶりの面接で緊張する43歳

 

かれこれ転職してきたが、転職活動は数年ぶり。43歳になっても、緊張はどうしても起こってしまう。試験なしの面接で合否を決められるシステムはありがたいのだけど、落ちるとまた別のところで探さないといけなくなるのだ。

 

すでにECサイトを受ける前にも、他の求人サイトから面接を3社受けてに行っている。まあ、落ちたんだけど。最近の転職サイトのコンサルタントさんはすごく対応もよく、どんどん就職に近づける感覚はあった。それが自信として、ECサイト会社の面接でも出たようだ。

 

すでにdodaチャレンジから、一人採用された実績があることなど話を聞きつつ、僕を採用することで何ができるのかを聞かれる。他にもコミュニケーションについて聞かれたり。

 

出来ること、出来ないことを明確に伝えて、同時進行での作業は苦手なこと。一つずつで頑張ればできることを話した。あとはdodaチャレンジから結果を聞くだけという状況になった。ドキドキだ。

 

合否連絡は3日後だった

 

1週間くらいで連絡すると言われていたのに、3日で採用の連絡があった。思わずやった!と声が出るくらい嬉しい。1週間先の連絡が早まっているのは謎だけど。ついにサイト作成の仕事ができるのかという気持ちだ。もちろん、文章を打つのがメインだけど。

 

何社も求人サイトに登録して、とにかく仕事を手当たり次第見せてもらったのは大きい。同じところで仕事を探すより、幅を広げる努力が発達障害者の就活では何より大事なのだと思う。

 

一度お店に入ったら買わなきゃ申し訳ないという心理になっても、無視して別を探すのだ。

 

入社は合格連絡から1週間後だった。手続き上の問題があるそうで、ここらはそういうものらしい。面接の時に、いつから勤務できるか聞かれていた際に、いつでもと答えていたからだろうか。いつでも勤務できる姿勢は、無職の強みだと思うのではっきり伝えよう

 

入社から今に至るまでの経過

 

入社初日~2週間くらいは緊張した。発達障害の難しいところで、何ができないのか手探りになってしまうことだ。できないことをいきなり振られることもあるので怖い。ただ、今回に限っては不安も少なかった。

 

dodaチャレンジの担当さんに、ある程度は僕にとっての難しい仕事を伝えていたからだ。打ち合わせしてくれていたのかは不明だが、就職先でも「〇〇ってしんどくないですか?」など配慮を受けられた。

 

配慮されていると思うと、働きやすさが段違いに変わってくる。そのまま説明を受けつつ、仕事のメインとなる商品情報の入力を行うようになった。最初はなれなかったけど、タイピングは好きなので。

 

商品情報も自分で売れるように書いていく。まあ、詳細をまとめて行く感じなので、好き勝手に書いていたらダメなんだけど(笑)

 

まだ働きはじめて3ヶ月ちょっとだけど、扱う商品が興味のあるものだとテンションが上がる。どれくらい続くかわからないけど、興味が強い間はめっちゃ頑張れそう。ここで、ずっと続けられそうと言えたら本物かもしれないけど、かれこれ12~13回と転職してきているので辞めないよう頑張るだけだ。

 

思うに、働きやすい環境を見つけることはもちろん、継続することもまた壁の一つだと思う。今の時代は同じ職場に永遠にいる人はいないので、働ける環境がある間は全力で挑む感覚が大事ではないだろうか。

 

ちなみに、dodaチャレンジは関東~中部~関西と利用可能。それなりに大手企業との提携をしているので、安定志向の方は狙ってみると良い。僕が入社したECサイトの会社はそこまで大きくないけども。どちらかというと、興味重視で選んだという話。

 

非公開求人がほとんどなので、表から見た求人だけで判断してしまうと思わぬ損をしてしまう。話を聞くだけでもいいので、中身の求人がみたいなら登録だけは行ったほうがいい。

 

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